リカ
★ルノワールリカちゃん(2008)


 「ルノワール+ルノワール展」とのコラボグッズ「Renoir+タカラトミー ルノワールリカちゃん」です。先日、コンサートへ行く予定があったので、他にも周れる所がないかと探したら、折り良く「ルノワール展」が開催されており、しかもルノワールリカちゃんも販売されているらしぃ。
  “実物もついでに見てこようっと♪”と軽〜い気持ちで行き、ルノワールの
ふくよかで生気に満ちた女性達の絵画を見た後で、このルノワールリカちゃんを見た瞬間!“か、可愛い〜☆ めっちゃんこ可愛い〜☆☆”と久々に衝撃に打たれてしまいました。。。 
 お値段12,600円は決してお安くない
(可愛いし限定なので致し方ないでしょうが、正直、8800円位だったら即決できたかな〜)のですが、このリカちゃんの「顔」が何よりワタシ好みだったので、迷った挙句お買い上げしてしまいました。展覧会会場限定です。

 サンプルドールは可愛いけれど、販売品はそうでもなかったらどうしよましょとちょっと冒険気分。箱詰めされて販売されており、箱に書いてある「特注 ルノワールリカちゃん」の「特注」という文字が、なにやらレアな品物みたいで嬉しいデス。
 リカちゃんシリーズは、コンパクトな包装なのが日本の収納事情を考慮してくれているようで嬉しいですね。バービーもゴージャスなのだけれど、最近、人形収納スペースがなく、つい二の足を踏んでしまいます。
 箱は、人形と同じくクリーム色と紺色を基調として、名画「ぶらんこ」の絵とリカちゃんが並んでいます。

 お顔のグレーのまつ毛パールピンクなリップ実に上品で好みっ!! 箱を開けた時、ちょっとチークが濃いかな?と思わないでもなかったですが、箱から出すと、肌の白さがひきたちとっても愛らしいです。惜しむらくは、瞳(ベース)の茶色が、薄紫or濃紫とかだったら、すみれ色の瞳で良かったかな?と思わないでもないですが、ちょっとエキゾチックになりすぎちゃうかな?

 絵画シリーズの人形は、バービーのアーティストシリーズのルノワール、モネの「睡蓮」にゴッホの「ひまわり」が印象的です。絵画展とリカちゃんのコラボという意外性の中、ルノワールを題材に選んだ企画者のセンスはかなり花丸です。
 ルノワールの絵の質感は、幼い女の子のお肌ぷくぷくな印象が強く、それがリカちゃんのお肌ぷくぷくで可愛いイメージと見事にマッチしています。バービーでもジェニーでもなく、ルノワールと一番合うのはリカちゃんだろうな。(モディリアーニとだったらコラボできないもんね。。。ルノワール・バービーもドレスがエレガントで素敵ですが、ルノワールにしては体型がスレンダー過ぎるかな) そういえば、ルノワールバービーも、髪型はアップで毛先がカーリーでしたっけ。
 絵画も実際に見ないとその魅力が分からないのと同じく、このリカちゃんも画像より実物の方が雰囲気がありとっても可愛いんですよ。


 その幼い感じのリカちゃんが、ちょっと大人っぽく髪をアップにして、貴婦人とも侍女ともはたまた踊り子ともつかない姿なのがとっても魅力的。クリーム色に紺色と甘すぎない色合いで、袖口がフリルになっていて涼しげなのも◎。首に紺のチョーカーをしているのですが、ちゃんと取り外しできるようになっているのもポイント高しです。付属品は、黒いパンプスと1000番までのシリアルナンバーカード付き。

 見本のリカちゃんの足元は、緑と花のセットになっていて、それがルノワールリカちゃんをこれまた清々しく見せていて、実に心くすぐられる演出でした。何かになりきっているリカちゃんはワタシのツボのようです。