2003年1月11日
4回目のジェラール・フィリップ映画祭で、今回は一挙に全18本を公開。
権利の関係上上映できずにいた「危険な関係」と、ジェラール映画初主演作で本邦初公開の「星のない国」が大きな目玉でもあります。
予告編でも「危険な関係のブルース」がBGMで流れていました。
<劇場>
この度、初めて梅田シネ・リーブルへとまいりました。
この劇場は梅田スカイビル・タワーイーストの3Fにあり、チケットを買うと整理番号の付いた券を渡され、上映時間10分前に整理番号10番毎に入場となります。
前後10列程のこじんまりとした劇場ですが、ゆったりととても見やすく快適で、待合時間も窓に面した席に自由に座って過ごす事ができ、開放的な雰囲気です。
整理番号は50番台で、比較的見易いお席で見る事が出来ました。<ショップ>
ショップには、パンフレット・写真集・ジェラールラベル付きワイン・DVD集・危険な関係のサントラCD・ポストカードがありました。
この度は、パンフレット(1200円)を購入。ちょっとした小冊子になっていて、見応えがあります〜♪ ジェラールのインタビューがついているのが嬉しいですわん。ジェラールが身近な存在に思えてきます。読んでいると2003年秋にパリで開催されるジェラール・フィリップ展へも行きたくなってしまいます〜。赤ん坊の頃のジェラールの写真もプリチー♪<映画>
『星のない国 (Le Pays Sans Etoiles) 』(1946年/104分)
なんといっても、ジェラールが若い!!(当時23歳) その端正なお顔にほ〜〜〜♪とハートマークが飛びまくります。
シモンという役所も「公証人見習生」と真面目で一途な青年で、その品の良さにうっとり。崖を見つけた時の、嬉しそうな表情が好きです〜♪ 愛に生きる青年というのは、ジェラールさまにピッタリです。
映画自体は、ピエール・ブラッスール、ジャニー・オルトといった達者な役者に囲まれており、前世と現在の人間関係が絡まっている…というサスペンス調に仕上っています。
『肉体の悪魔 (Le Diable au Corps) 』(1947年/124分)
「この作品でジェラールの名を映画史に永遠に刻んだ…」と聞けば見ない訳にはまいりません。
主人公フランソワは高校生で17歳。初め、24歳のジェラールが出てくると“ん〜やっぱり17歳には見えない…”と思ったのですが、なんのなんの!ジェラールの若さほとばしるようなマルタへのひたむきさは10代の青年に特有な一本気さを彷彿とさせ、見ているこちらは、すっかりマルタな気分?(笑)
雨に濡れて暖炉に温まる場面や、ベッドにもぐりこみカップを飲む場面など、「星のない国」のシモンよりも色っぽくて“しょうがないなぁ”という気分になるジェラールでした。レストランの場面も好きです。
それにしてもミシュリーヌ・ブレールが美しい〜!ついつい目がすいよせられてしまいます。
最近、父が、私の本棚に置いていた「ジェラール・フィリップ」という本を見かけ、“なんで今頃ジェラール・フィリップなんだ”という言葉と共に、“この頃の映画はよく見ていた、ミシュリーヌ・プレールは綺麗だったなぁ”と言うのです。
「(きゃ〜っ☆ ジェラール様の映画を同時代に見ていたなんてナイスだわっ)、ジェラールはどうだった?」と聞くと、“女優ばかり見ていたから知らん、いつも美女と共演していて羨ましかった”ですと。ったく。<公開記念イベント トークショー&ライブ>
ジェラール・フィリップ映画の特選映像の上映と、ミルクマン斉藤さん(groovisions)&上田美香さん(ぴあ編集部)によるトークショー!という事で中之島の「graf」へ行って来ました。「graf」は大阪市立科学館の目の前に位置し、大阪を中心に、家具だけでなくカフェなどの空間を手掛けるデザイナーズ集団らしぃです。現在のカフェブームの火付け役として注目を浴びており、建物内には家具やカフェなどが入っていました。
開演は20時からという事で少し早めに行きましたが、20時からしか開場しない様子。
時間が少しあったので、5Fのgmへ行ってみると、『MY ROOM SOMEHOW SOMEWHERE(ボクノ部屋ナゼカドコカニ)』という作品展が展示されており、おぉっ、奈良美智さんの作品が5点もあるじゃないですかっ☆ ピルグリムも神棚のように奉られていてラブリーです。思いがけず奈良さんの作品に出会えて、なんだかラッキーな気分〜♪会場に入ると、ジェラールの映画映像がダイジェストに繰り返し流れています。「赤と黒」だけがカラーなのですね。会場には3,40人程集まっていたでしょうか。
8時20分に挨拶が始まり、ゲストのお二方が入場され、トークショーが始まります。
ミルクマン斎藤さんは、ピンクのスーツで登場〜。斎藤さんを存じあげていなかったのですが、映画評論家でいらしたのですね。今日は風邪をひいているという事でしたが、いろいろな映画のタイトル名や俳優名をびしばし挙げておられ、とある2つの映画(GPの映画ではないので名前を忘れました)が好きで、ビデオ化になっていないのは、犯罪だと言っていました。
上田さんが見たジェラールの映画「しのび逢い」から話が始まり、斎藤さんが、ジェラールは男前だけれど、それだけでなく品があり、舞台をしていたので声も良く、軍服姿が似合い、文豪の作品に出演している一方でコミカルな演技にも思いきりが良く、監督もする俳優で、貴公子だと評しておられました。
マルセル・カルネ監督の「愛人ジュリエット」が、アレクサンドル・トローネルの美術で、全体のぼわっとしたカンジが良い、…とお薦めしていたかな。
あとは今回上映されるそれぞれの映画にコメントされ、「星のない国」はヒッチコックの「レベッカ」のようなカンジとか、「モンパルナスの灯」のカメラが良く、監督のジャック・ベッケルはジャン・ベッケル(クリクリのいた夏)の父親だとか、といった監督さんのお話が多かったです。アラン・ドロンや岡田真澄の話も出ていたような…。トークショーは50分程で、結構素朴なツッコミが多かったかな。
斎藤さん曰く、“セテラさんはジェラールの映画を全て上映するらしぃ”…という事らしいので、いつの日か「Si Versailles M'etait Conte」を見る事が出来るよう、首を長〜くして待ってます!引き続いて、ジャズ・ライブが始まり、「危険な関係のブルース(No Plobrem)」作曲のデューク・ジョーダンとのツアーにも参加されていたというベーシスト・西山満さん達により、トークをまじえながら「危険な関係」のサントラから数曲演奏されました。西山さんは泉谷しげるを思わせる話振りで、黒人差別や最近のTVについて語っていました。う〜ん、やっぱり生演奏は良いですネ。
…と、今日一日、盛り沢山にジェラールな日を過ごし、満喫致しました☆
今や頭の中がジェラール様でいっぱいで、まさに甦ったジェラール・フィリップですゎ♪(^∇^)![]()